Breaking the Law

きょうの1曲♪〜#168
♪Breaking the Law/Judas Priest

http://www.youtube.com/watch?v=psTUiQzNoxw
 
British Steel』(1980)収録。'80年代のプリーストは,この曲とともに幕を開けた。これまた,昨日の「Hell Bent for Leather」同様,シンプルで短く,サビのメロディを持たないばかりか…ギターソロも省かれている(ライブでは弾いてたりするけど)
このアルバムによって…プリーストは,メタルへのイメージチェンジを「完了」したのだと思う。硬質なギターの音色で,流麗なソロよりも,ソリッドなリフを前面に押し出し…バラードをあえて封印した。本作から,ドラマーがデイヴ・ホランドに変わっているのだけど,手数の多かったレス・ビンクスと違い,がっちりとタイトに刻むタイプで…リズムセクションに対する要求の変化がうかがえる。個人的にも,'80年代のプリーストは(もちろんこの曲も)バンドでよくやっていたので,何となく「手が合う」というか(?)そんな印象を持っていて。
 
そして,そのサウンドと同じくらい,いやそれ以上に!?…衝撃的なこのクリップ(爆
プリーストに限らず,'80年代って,ホントにこういう「迷作」が多いんだよねぇ…