生オケを聴く。

2週間半も更新サボったのは久しぶりだなぁ…
オリンピックだってそれなりには見てたし,ネタがないわけじゃなかったんだけど。
 
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今日は,ウチの母親がどっかから貰ってきた(笑)チケットがあるということで,北九州芸術劇場での「九電ふれあいコンサート」に行ってきました。
http://ki.kyuden.co.jp/mecenat_2004_0805
 
本来は,親子連れで,気軽に生のオーケストラ・サウンドに触れてもらうというのが趣旨のようで,入場料はなんと300円。九州交響楽団のメンバーも,上は揃いのTシャツに,下はジーンズの人もいたり,まるでリハーサルのような恰好(笑)…まぁでも,音楽の,とりわけクラシックの裾野を広げるという点では,こういう企画がもっとあっていいのかもしれない,とも思ったり。
 
2階席までほぼ満員に近い,思った以上の盛況ぶり。なかでもやはりお目当ては,モーツァルトのピアノ協奏曲で,ソリストとして登場した地元の梅崎君。意表を突いて(?)正装で気合十分。屈託のない素直な音色で,約15分にわたる第1楽章を堂々と弾き切り,会場からも盛大な拍手を受けていた。できればやっぱり,全楽章聴きたかったところだけど…小さな子連れの多いコンサートということで,まぁ仕方ないのかなと。きっと,同年代のピアノを習っている子たちも,羨望のまなざしを送っていたに違いない。やったね,もうモテモテじゃん!(違
 
休憩を挟んでの第2部では,会場の子供達が,ステージに上がって九響のメンバーと即席の「共演」を楽しむ場面も。アンコールは2曲,最後はあのウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでもお馴染み『ラデツキー行進曲』(もちろん手拍子入り♪)でお開き。終始なごやかな雰囲気だったけれど,それでもやっぱり,小さな子供にとっては,2時間は少々長いかもしれないなぁ…
 
ということで…きょうの1曲は。


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調(K.466)より第1楽章
ピアノ:内田光子/指揮:サイモン・ラトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 
一昨年のジルヴェスター・コンサートのやつですね。
これはTVで見てました。まるで指揮者が2人いるみたい…(笑)