QuickTime Playerふたたび

こんばんは。
Firefox 3が出たと聞き,ダウンロードページにすっ飛んでいったら,「Pantherじゃダメよ」と言われてショボーン…のpowergoddです(´・ω・`)
 
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id:powergodd:20080416のエントリーで,今更ながら,QuickTime Player(以下QTP)の新機能にちょこっと触れたのだけど…その後,巷でよく言われる「QTPは,iTunesよりも音が良い」というのを,実際に確かめてみようということで,このところ試してみてます。
んーどうでしょう。ウチのPoorな再生環境(Soundsticks USB)では何とも…「劇的に」というほどの違いはないような。でも確かに,QTPで再生した時と比べると,iTunesの音は,微妙に薄いベールがかかっているような感じに…いや,単なる気のせいかも(笑)
ニンゲンは耳ではなく「脳で」音を聴いている。耳は単なる集音装置であり,実際にそれを判別するのは脳の仕事。予備知識や先入観,固定観念などによっても,その結果には揺らぎが生じる。
 

ナニ聴いてますか(笑)…ID3タグの内容も(コメント含む)きちんと表示される。
アートワーク表示にも対応してくれれば(期待の方向が違うような…)

 
まぁ,そういうわけで…iTunesは,楽曲管理の面では非常に優れているけれども,やはり音質面ではベストとは言えないのかも。バックグラウンド再生は安定してるし,BGM的に使うのには十分だと思うけど。
だとすれば…家でも,再生にはiPodをスピーカーに繋いで使う方が,音質面では有利だったりするのだろうか。でもこれは,繋ぐ機器の方の問題もあるんで,一概に比較は難しい。ウチの環境だと,ケーブルもオーディオインターフェイスもボロいし,こりゃダメだろうと思いつつも試しにやってみたら,これが意外と悪くない。ただ,いちいちCDプレーヤーと繋ぎ替えないといけないんで,たぶんもうやらない(笑)
今もう,その手の製品はたくさん出ていて,これまでは,何であんなモノがいるかなぁ,家でまでiPod使わんでも…と思ってたんだけど,そう考えると案外,需要も意義もあるのかなと。
 
ついでに,QTP絡みでもう1つ。
AACやMP3の音源は,リバース再生に耐えられない!?」
リバース(逆回転)再生は,Command+「←」キー(Macの場合)でも可能なことにようやく気付いて,色々遊んでたのだけど…音源がAACやMP3だと,どれを試してみても,およそ0.5秒おきに「プツ,プツ…」といった感じで,原音とは無関係なピークが乗ってしまう。Apple Losslessではこの現象は起きないし,確認はしてないけど,おそらくAIFFやWAVでも同様だろう。圧縮される段階で混入しているのだろうか。普通に聴いていてもわからないけど,リバースすることでそれが露になるとか…それとも単に,QTP特有の現象なのか。ちょっとわかりません。
最近,iPodをDJミキサーのようにして使う製品なんかも出てるけど,もし上の仮説が正しいなら,AACやMP3の音源では,使い物にならないんじゃないかと…どうなんでしょう?
 
やっぱり「できるだけ良い音で」というのが基本かなと…改めて思った次第でありました。