デルタブルース&ポップロック,メルボルンCでワンツー!!

す…すげえ!!
http://www.jra.go.jp/news/200611/110702.html
 
映像もあるので,ぜひ,この歴史的瞬間をご覧あれ。
メルボルンCというのは,南半球最大の競馬の祭典であり,世界最高峰の2マイル戦,そして世界最大のハンデ戦…と,まぁこれだけ枕詞を並べれば,そのレースで,日本馬がワンツーを決めるということが,どれほどのことか。しかも3着以下をちぎってるのだから,これをすごいと言わずして何と言おう。いやもう,自分もさっき映像見に行ったばかりで,ちょっと興奮気味です(笑)…フレミントン競馬場の巨大さにもビックリ。
 
優勝賞金300万豪ドル(約2億7000万円)のビッグプライズを手にしたデルタブルース。おそらく,日本で走っていれば,京都大賞典ではスイープトウショウにあっさりと差し切られ(笑)天皇賞では距離不足で手も足も出ず,かといってアルゼンチン共和国杯ではハンデを背負わされ,ジャパンカップは除外で出られなかったかもしれない。この選択は大正解だった。ポップロックも,日本では目黒記念でG2勝ちが1つあるだけの馬。それを向こうに持っていって,この大仕事をやってのけた角居調教師の判断と,その手腕にも最大限の敬意を表したい。シーザリオハットトリックに続いて,またもや世界で名を上げた。
 
でも…我々日本のファンは,デルタブルースよりもずっと強い馬がいることを知っている。しかしその馬は,一世一代の大舞台で,よりによって…
まぁもう,これ以上蒸し返すのはよそう。いくら嘆いても,時間は元には戻らないのだから…