The sound of music.

iTMS関連で,色々ブログを見て回っていると,よく音質の話が出てくるのだが…こんな興味深い記事を見つけたので紹介。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050808/dal201.htm
CDからリッピングしたものでも,同じ形式/ビットレートなのにアルバムによって随分音質に違いを感じるというのは,自分だけじゃなく多くの人が経験していると思う。なるほど,音の作り方にも原因があるわけか…
もっと言えば,曲作りの段階から,そういうことを意識してもいいのかも。サンレコの最新号にも,アナログサウンドの特集記事があって「昔のサウンドは音に“遠近感”があったのに対して,CDの音は全部の楽器が前に張り付いている」といった趣旨のことが書かれていた。
これまたStevie Wonderの例を持ち出すと…最近のサウンドと比べると非常にシンプルで,音数も少ないのにすごくカッコ良かったりするのは,やはりアレンジの妙もあるのだと思う。ありったけの音を詰め込んで,なおかつそれを全部クリアに出そうとするから,音が詰まりすぎているような印象を受けてしまうし,結果として常にギリギリ一定のレベルで鳴り続けるダイナミクスに乏しいサウンドになる→圧縮すると劣化が目立つ…ということじゃないかと。
圧縮オーディオの隆盛は,意外にも,かつてのアナログ的なサウンドへの回帰を促すことに…なったりするのだろうか?(それはそれで面白いかも)
 
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Last.FMがリニューアル。直後というのもあってか,ちょっと重くなってる模様…
Audioscrobblerと完全に統合され,サイトデザインも一新。自分の音楽プロファイルをキーワードで括る“Tag”機能などが追加されていて,アーティストや好みのジャンルなどによって,パーソナルラジオをより細かくカスタマイズすることが可能になっている。全ての機能を利用するには月350yenの有料登録が必要だけど,混んでる時でも優先的にストリーミングを楽しめるといった特典もあるみたい。
この際だからと,とりあえず1か月分入れてみたんだけど…あれ,ラジオのボタンをクリックしても動作しない。ん,専用プレイヤーをDLしろと?…そんなもんができたのか。で,DLページに行ってみると…おい,Windows版しか置いてねえじゃんかコラ!(笑)
Mac/Linux版は2,3日後に提供されるとのことだけど…頼むよホント。あーもう,慌てるコジキはナントヤラですな。
ちなみに,先週のマイWeelkyトップは,It Bitesでした♪(理由は6日の日記参照)
 
こっそり10,000ヒット。すんません,お役に立ちませんで…(笑)