春競馬を終えて…

スイープトウショウ快挙の余韻まだ冷めやらぬ月曜日。いつもは何処か重い気分も,心なしか軽いような!?
巷では早速,秋のローテーションについて,気の早い話も出ているようだけど…個人的には,天皇賞orエリザベス女王杯香港カップとかどうかなと。JCとか有馬じゃ,ディープインパクト出てきちゃったらさすがに勝てないだろうし。女王杯だって,3歳にはシーザリオという強敵がいるし,強い外国馬も来るかもしれないけど。
ともかく,こうなったら2着,3着ではなく,勝ってこその馬。陣営にはぜひとも,女王様の機嫌を損ねないような(笑)選択をお願いしたい。
 
さて,これで春のG1シリーズは終了。netkeibaの予想大会では,総合12位という結果に。単勝的中率では1位を取らせていただきました。馬券の方でも,それなりに実入りがあったし♪…なかなか楽しめたかな?
 
一方,海外を目指す馬たちの戦いは続く。今週末にはシーザリオアメリカンオークスに挑戦,すでに米国入りしており,調整も順調な様子。ゼンノロブロイも予定通り8月の英国インターナショナルSへの遠征が決定。宝塚の借りをヨークで返せるか?
 
考えてみれば,日本で一流馬が“夏休み”を取るのは,気候の問題と,しかるべき目標となるレースが組まれていないからで,涼しい欧州などで調整して,なおかつ向こうでG1を勝って来れれば,ある意味“一石二鳥”とも言えるかも。秋は国内に高額賞金のレースがたくさんあるわけで,よほどの(凱旋門賞ブリーダーズCを狙えるほどの)馬でもなければ,わざわざリスクを冒すメリットは低い。
アグネスワールドステイゴールドのように,国内ではG1に手が届かなかったが,海外でG1勝利を飾った馬もいる。そういう時代だからこそ,馬に合った“勝てるレースの選択”というのは,増々重要になってきていると思う。
もう,日の丸振りかざして“日本から世界へ”なんてのは,古臭い旧世代(自分含む?)の感覚なのかもしれないな…