Derby week - Tuesday.
一体何年ぶりだろう?…Gallopを買ったのは。
600円になってることすら知らなかったよ。まぁ,歴史に残るダービーになるかもしれないし,記念に取っておこうかと思って。
ディープの厩舎での様子なども写真入りで紹介されてるけど…何と言ってもアツいのが,ダンツキッチョウに騎乗する藤田伸二。原稿用紙に直筆で(!)ダービーに挑む心意気を綴った文章が掲載されている。
これがダービーである。競馬に携わる全ての人々の,熱い熱い思いが,2分半のドラマとなって凝縮されるのだ。
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「ダービー2着は名馬の証?」
全ての競走馬にとって,最高の栄誉はダービーを勝つことである。しかし,その舞台で全力を出し切ったにもかかわらず,惜しくもあと一歩及ばなかった馬たち…
歴史をひも解くと,そのなかには,ダービー馬以上に活躍した名馬も少なくない。この10年くらいでは,ライスシャワーやビワハヤヒデ,最近でいえば,シンボリクリスエスやゼンノロブロイも。
海の向こうでも,例えば1980年代の欧州最強馬ダンシングブレーヴも,英国ダービーでは追い込み届かず2着だった。(その後,キングジョージと凱旋門賞を圧勝)
今年のダービーは,「ディープインパクトの2着探し」と言われている。もっともそれは,馬券を買う,予想する側の話で,当事者にとっては,勝てなかったらもう2着もシンガリ負けも同じかもしれない。
昨年のダービー。3番人気に支持された蛯名正義騎乗のハイアーゲームは,キングカメハメハを負かしにいって直線半ばで力尽き,ハーツクライの追い込みにあって3着に敗れた。レースはWINSで見てたのだけど,隣から「バカヤロー,何考えてんだ…」という声が聞こえてきた。おそらくは,ハイアーゲーム絡みの馬連か何かでも持っていたのだろうが…彼は,ダービーという大一番に挑む人間の気持ちを,あるいは“勝負”という言葉の意味を理解できなかったのだろうか。
仮に今年,他の17頭が,ディープインパクトにぶっちぎられたとしても…ダービーで2着に来れる馬が,弱かろうはずはない。
“2着探し”も,決して無意味なことではないだろう…
自分メモ:アドマイヤジャパンを追加。シルシをちょっと入れ替え。
たぶん,この5頭そのまま上位人気になりそう…でも,ダービーってのはそういうものだろう。穴ばっかり買ってて,本命馬が強い勝ち方してみんなが喜んでるのを見ると,自分がむなしくなってくるものだ。(笑)
◎ディープインパクト
・1-111/皐月賞(G1),弥生賞(G2)
・サンデーサイレンス/Alzao→Busted
・母は2400mで独G1勝ち。父からはスピードと瞬発力
・ダービー1番人気馬は過去15年[10.4.1.0]
○ダンツキッチョウ
・212-11/青葉賞(G2)
・サンデーサイレンス/パーソロン→セダン→ヒンドスタン
・母は桜花賞4着。やや古いが日本の伝統的血脈
・ゲンのいい青葉賞勝ち。ディープとは未対戦
・藤田はディープを負かしにいく!?
▲インティライミ
・16-211/京都新聞杯(G2)
・スペシャルウィーク/ノーザンテースト→ガーサント
・典型的な社台血統。父スペシャルで長距離向き?
・小倉デビュー。不良馬場で新馬勝ち。雨降れば?
・こちらもディープ負かしにいく宣言!?(笑)
△マイネルレコルト
・11151-34/朝日杯FS(G1),新潟2歳S(G3)
・チーフベアハート/タイテエム
・父Danzig系は2000年アタラクシア3着のみ…母系古い
・実績は上位。前走やや太め?再度期待
△アドマイヤジャパン
・13-123/京成杯(G3)
・サンデーサイレンス/Carleon
・母ビワハイジは95年2歳女王。欧州系良血
・弥生賞でディープに首差2着も皐月は完敗。逆転までは?
・乗り替わりだけでは切れないが…取捨微妙?