NHKマイルC：回顧

おめでとう，マイル二冠達成！
 
いやぁ，これ買っといて正解でした…今回は馬単でも勝負したんだけど，まさかデアリングハートまで来ちゃうとは。昨日のコメント謝りマス，ゴメンナサイ。
桜花賞３着とはいえ，こちらはまだ１勝馬。それを差せない牡馬15頭…正直，ここまで弱いとは思っていなかった。
 
終わってみれば，まさに横綱相撲。心配された輸送も馬体重増減なし，パドックでの落ち着いた様子を見て「これなら大丈夫」と。レースでは４番手のインでじっと機をうかがい，直線では最内を突いて力強く伸びた。ロスのない完璧な騎乗。１番人気のペールギュントが，馬群をさばくのに手間取って遅れを取ったのとは実に対照的。
プロの予想陣にも，この挑戦を疑問視する声はあった。「見識を疑う」とまで書いた人もいたが…今頃どうしてるんでしょうかね。どうだ，見たか！！
 
父エンドスウィープ，母の父サンデーサイレンスという“ファッショナブル”な血統。両馬とも既にこの世を去ったが，その血は見事な結晶となり，新時代のヒロインを誕生させた。
ひとまずこの春は，これでおつかれさまといったところだろう。“マイル三冠”の夢は，秋に取っておけばいい。
「ウマに恋すると馬券は取れない」と言うが(笑)…個人的には，久々にそんな１頭になりそうな気配でもある。
かつての，あのノースフライトのような…
 
ところで，今朝（日本時間）行われたケンタッキー・ダービーは，近年稀に見る大荒れだった様子。レース映像見たけど…ものすごいラップ踏んでた。あれじゃみんなバテバテになってもおかしくない。勝ち馬の泥まみれになった馬体が，大乱戦のあとを物語っていた…
 
それでは最後に…もう１度。
Herzlichen Glückwunsch, Rhein Kraft!