とっておきの…
こんばんは。ゆうべ寝がけにヘッドフォンでJudas Priest聴いてたら,すっかりテンション上がって眠れなくなってしまったpowergoddです。メタルゴッドばんざい。ヴォォーッ。またバンドやりたくなってきちゃうじゃないかーもうコノやろーみたいな。
さて,そんなわけで今夜は,そんな眠れぬ夜をお過ごしのあなたのために(?)ちょっと古いけど,おススメの1枚を紹介したいと思います。
個人的には,この10年くらいのベスト・アルバムと言ってもいいほど気に入ってる作品。もう純度99.99%って感じ。
- アーティスト: ミリアム・ストックリー
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1999/07/23
- メディア: CD
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元Soft MachineのKarl Jenkins率いるプロジェクト「ADIEMUS」(アディエマス)のリード・ヴォーカリスト。その歌声は,一度聴くと忘れられなくなるかも…時に優しく全てを包み込み,時に気高く,時にアフリカの大地を思わせる(彼女の出身は南アフリカ)力強さを伴った分厚いコーラス。そのほぼ全てが,彼女一人によるものだと言っても,俄には信じ難いかもしれない。声質の豊かさ,そして一般的な女性ヴォーカルよりオクターブ下(上ではなく!)までカバーする独特の音域。アディエマスを初めて聴いた時も印象は強かったが,このソロ・アルバムで完全にノックアウトされてしまった。
いわゆる“癒し系”とか“ヒーリング・ミュージック”などという呼び方は大嫌いなのだけど,だいたいレコード屋に行くとそういうトコロに置かれてたり…まぁ,確かに“癒される”感じはすごくある。それは否定しない。寝つけない夜でも,これを聴いているうちに,いつの間にかスヤスヤと眠りに落ちている。でも断じて,子守歌アルバムなどではない。起きてる時にきちんと最後まで“音楽を”聴いて欲しい。本当に,もう全てが素晴らしい。これをサラウンドで聴いたりなんかしたら…それはきっと,この上なく幸せな気持ちになれることだろう。
争いも憎しみも,この世から消えてなくなるんじゃないか。そう思えるくらいに…
ちなみに,2ndアルバムも出てるけど…自分はこちらの方が好き。
参考までに,オフィシャルサイトの方も。
http://miriamstockley.com/