If I had a million dollars...

…という歌が,確か『シービスケット』の中で流れてたっけ。そういや,しばらく映画も観にいってない。なんか“これ”ってのがないんだよなぁ。
本屋に寄ってみると,今月号の「サウンド&レコーディング・マガジン」の表紙に目が止まる。
“100万円でコレを買え!”…いかにもサンレコらしい企画だなぁと思いつつ読んでみる。実はこういうの結構好きだったりして。なんたって昔,小学生の分際で,あの懐かしの「FMレコパル」なんか読みあさって“理想のオーディオシステム”とか紙に書いてたようなヤツですからね,ハイ。あっ…トシがバレるぅ。
で,やっぱりというか何というか,自分でも考えてみたりして…
 
computer :
Apple Power Mac G5 Dual 2.5GHz
Apple Cinema Display (20-inch)
software :
Logic Pro 7
・Propellerhead Reason
hardware :
YAMAHA 01X
KRK V4 Series 2
accessories :
Sony Walkman WM-GX788
iPod photo 30GB w/Dock
 
以上,合計およそ¥950,000。残りは,メモリかHDDの増設にでも…?
手持ちの楽器は,全て01Xに繋げばOK。Macとの接続もFireWireケーブル1本。Logicのコントロールもここから行え,非常にシンプルかつ強力なシステム。
しかし,もうPCIスロットいらないなコレ。つまりは,Mac miniiBookでもいいことになってしまうが…そこはやはりデュアルG5。ホントはディスプレイもデュアル化(20インチ×2!)したいところだが…さすがにそこまでは手が回らない。
と,ここで試しに,MacWindows PCに,LogicをCubaseに置き換えてみる。もちろんシステムはそのまま機能。Logic ProとCubaseSXはほぼ同価格なので,あとはマシンの差。デュアルG5に対抗すべく,こちらもデュアルXeonで…と思いきや,さすがにこのクラスだとDELLでも結構いいお値段(ってか,逆にMacより高いよ…)むしろ,Pentium4/3.4GHzあたりで他を強化した方が断然いいし,それでもなおMacより安い。自作マシン組める人ならともかく,PCでデュアルCPUにこだわるのは,どうやらあまり得策ではないようだ。
 
でも,こんなありえないような設定で考えてみても…色々調べてると,これはこれで結構勉強になったかも!?
思えば,自分はクルマも乗らないし酒もあんまり飲まない,タバコもパチンコも全くやらないし(ケイバだってもう微々たるもの)…それこそサンレコの表紙じゃないけど“本気で音楽作りたいなら”その気になれば,100万円くらい貯めれてもおかしくないハズなのに。ったくもう,これまで一体何をやってたんだか。
まぁ,何でもお金かければカッコいいってもんでもないけど…自分が一番好きなもの,愛していることに対して,そのくらいの気概は持ってもいいんじゃないのか。さふ思へてくるのであつた…