Drums夜話:その12

おとといの話。
A.O.E.のリズム2人と,ボーカルのテツを加えて,3人でスタジオ入りしたのだけど…家にスネアを取りに戻る時間がなく,スタジオ備え付けのスネアを使っての練習でした。
どこのメーカーかは見てなかったけど…たぶんウッドの6か6.5インチの深胴で,打面にはRemoのコーテッド・ディプロマット。薄手のやつですね。
 
何でこんなコトを書いてるかというと…これが,とても感触が良かったので。
何かもう,自分のよりよっぽどいいかも!?
もちろん,ドラムのサウンドには,他にもチューニングはじめ,様々な要素が絡むので,ヘッドだけの問題じゃないにせよ…長年使っている,コーテッド・エンペラーの圧倒的な耐久性にかまけて(笑)他のヘッドを試す,ということを,実はほとんどやってない。
実際比べてみると…とにかく反応の良さ。
そんなに細かいコトやるわけでもないのに,いつも苦労する(苦笑)マーチングっぽいフレーズや,ゴーストノートを絡めたパターンなんかも,深胴でもすごくやりやすかったし,オープンリムは「スコーン!」と抜けてくれる。とにかく,叩いてて気持ちがいい。
 
一般的にも,ディプロマットはジャズ向き,アンバサダーは万能タイプ,エンペラーはハードヒッター向け,みたいに言われてるし,自分でもそう思い込んでたようなところがあるけど…考えてみれば,そんな決まりなんてどこにもない。ウォームでファットなサウンドを求めて,ジャズでエンペラー使うのだってアリだろうし,音の立ち上がりの早さから,スピードメタルでディプロマット使うのだってアリかも。固定観念に縛られるのはヨクナイ。
 
問題は,やはり耐久性,ってことにはなると思うんだけど…
まぁ,ホントは…そのくらいの投資は惜しんじゃダメでしょう(笑)
CSコーテッドも,ちょっと考えてるんだけど…とにかく1回,自分のスネアでも試してみようと思いましたよ。ディプロマット。
ひとまず,今使ってるエンペラーは一旦はずして…次のリハーサルでは(もう明日だけど)手持ちのアンバサダー(ほとんど未使用)に替えてみるかな?