「音楽」に罪はない。

TK逮捕へ…
まぁ,今週はもう,TVのワイドショーはコレで持ちきりなんでしょう…
Webでは以前から噂されていたことだし…別段驚きもないんだけど。
結局「カネ」かよ…「ミュージシャン」であることを,忘れてしまったのだとしたら,それは本当に残念と言わざるを得ない。まさに,おごれる者久しからず。
 
でも…いつも思うのだ。
「音楽」そのものに,断じて罪はない…と。
以前にも,某ミュージシャンが覚せい剤所持で逮捕された時,店頭から彼の作品が全て回収されたことがあったけど…ああいうのは絶対におかしい。
今回も,またそんなコトになるんだろうか…でも何せ,J-Popの歴史の一部だからねぇ。関連作品全部引き揚げたら,ショップの売上どころか,存続にも関わるんじゃないか?(笑)…ただでさえCDが売れないご時世なのに。
個人的には,彼らの音楽自体,それほど興味があるわけじゃないけど…これでもう,TK絡みの曲は二度と聴かない,カラオケでも絶対に歌わない,なんてヒト,本当にいる!?
 
罪を犯した人が,法の裁きを受け,獄中で残した創作物だってある。その瞬間の彼らは,純粋に「アーティスト」なのだ。それこそある意味,それがどれだけ売れるか…なんて計算ばかりしてる業界人なんかよりもずっと。
100万人に,薄っぺらな感動(語弊はあるかもしれないけど)を与えることよりも…今,自分の眼の前にいる「その人」を,心から感動させることができる人こそ,本物のアーティストであり,ミュージシャンだと思うのだ。
 
初心,忘るべからず…ですな。