Somewhere Back in Time...
今週は昔話ウィークですか(笑)
…5年ぶりにバンドを再開することになって,昔やった曲,新たにやる曲含めて,iTunesでプレイリスト作って,改めて聴き直したりしてる今日この頃。
今日はその中でも,自分(たち)にとって,ある意味アンセム(バンド名じゃないよ)的な存在になっている,1枚のアルバムの話を。
高校に入って,初めて組んだメタルバンド(まぁ,今またその面子でやってるワケですが)で,最初にコピーし始めたのが,このアルバムの曲だった。それまで,メタルはあまり好きじゃなかった(むしろ嫌ってたかも…)ので,正直最初はそんなに乗り気でなく,バンドでやるなら仕方ないなぁという感じで,それほど期待もせず,ダビングしてもらったカセットテープを聴いたのだった。ところが…
- アーティスト: アイアン・メイデン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2008/05/14
- メディア: CD
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それまで,ただ単に轟音をまき散らすだけの,暴力的で中身のない音楽としか思っていなかったメタルが…こんなにもドラマティックで,ストーリーや世界観に富んだものだったとは。もちろん,歌詞なんて分かる訳がなかったけど,ここには確かに「本物の音楽」がある…それだけで,もう十分だった。ラストの13分にも及ぶ“Rime of the Ancient Mariner”に至っては,そのスケールと,実際の曲の長さにも(笑)圧倒され,聴き終えてもしばらく放心状態だったのを憶えている。
てなわけで…自分にとってこのアルバムは「Heavy Metalとはなにか」を教えてくれた作品,と言ってもいいかもしれない。
折しも,Iron Maidenは今年,このアルバムを含む,80年代の楽曲のみでセットリストを組んだ「Somewhere Back in Time」ツアー(*1)を敢行中。
昔狂喜した人も,あるいはPanteraやArch Enemy世代(?)の人達も…この機会に,改めてこの時代のメタルサウンドに触れてみてはいかが?
◆◆◆
でもって…ここからは,バンドのメンバー向けに(笑)
↓↓↓
“Losfer Words”もやってみない?(今度じゃなくてもいいけど)
これ…「練習曲」としても,恰好の素材に思えるんだけど。
ただ,Vocalがないんだよねぇ…
*1:1986年発表のアルバム『Somewhere in Time』に引っ掛けてる…ってのは,ファンにはもう説明の必要はないけどね。