MacBook Air発表

There's something in the air.
…そこに現れたのは,やはりウワサの新型ノートだった。
http://www.apple.com/jp/macbookair/(製品情報)
http://www.apple.com/quicktime/qtv/keynote/(基調講演ムービー)
 
閉じた状態で,厚さ最大1.94cm(最薄部は4mm!)重さ1.36kg。特に日本のユーザーには,長年待ち焦がれた人も多いであろう薄型軽量MacAppleもやればできるじゃないか(笑)
省かれたのは,光学ドライブEthernetFireWireサウンド入力。光学ドライブは外付けor他のマシンのドライブをWi-Fi経由で利用でき,ネットワーク関連もワイヤレスを前提とした設計。FireWireサウンド入力に関しては,音楽制作を考えるとちょっと痛い。もちろんUSBでも問題ないんだけど,選択が限られてくるのがね…
 
新しいトラックパッドの操作性は,iPhoneiPod touchにも通じるもので,局面によってはマウス以上の効果を発揮しそう。1つしかないUSBポートには,多くの場合,iPodが繋がっているだろう。まぁハブとか,Bluetoothマウスも使えるけど…実はこういう,一見地味な部分こそ,本当の改良点,進化と言えるのかもしれない。
LEDバックライト採用による水銀の不使用,内部配線のPVC不使用,梱包材の削減など,Appleもようやく(?)環境問題への取り組みをアピール。この点でも一歩前進。
 
64GBのSSD搭載モデルは,やはりまだ高価だけど…これはある意味「次世代的」なモノとして,80GBのHDDモデルは,¥229,800と十分に「現実的」だ。まぁ,売れ筋はこっちでしょうね…
 
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他では,iPhoneiPod touchのソフトウェアアップデート,Wi-Fiベースステーションに最大1TBのHDDを内蔵した「Time Capsule」の発表,iTunes Storeでのムービーレンタルサービス開始(米国外では年内予定)など。
iPod nanoを買ったばかりのfuku先生は,ホッと胸をなで下ろしてる…かな!?
 
基調講演のラストは,主に映画音楽で活躍するランディ・ニューマンのピアノ弾き語りライブで締めくくられた。
Appleにとって最良の年となった昨年。今年も「あと50週間ある(笑)」とジョブズ
勢いは,まだまだ続きそうな気配である…