ケンタッキーダービー

先週末に行われた,今年で133回目を数えるケンタッキーダービー。死ぬまでに1度でいいから,生観戦したいと思っているレースでもある。あ…それはどうでもいいか。
結果は既報で知っていたけど,映像を見てみたかった。まぁ,こんなときはYouTubeで(笑)

こっちの方が,もっとわかりやすいかな。

 
す…すげえ。
1番人気のStreet Senseがスタートで躓き,何と後方2番手というポジション。しかし3コーナー過ぎ,ちょうど上空のカメラに切り替わったところから…
まさに,ラチ沿い1頭分。あんな狭いところを!…馬と人間(騎手)の勇気を讃えたい。いやぁ,これはスゴイものを見せてもらいました。
半マイル46秒というハイラップで飛ばしたHard Spunが粘って2着。まぁやっぱり,本来はこれが米国ダート競馬のスタイルとは言えるだろう。Street Senseの圧巻のパフォーマンスの前に霞んでしまったが,この馬も大したもの。二冠目のプリークネスSは先行有利なコースだけに,今度は逃げ切るかも?
このStreet Sense,昨年のブリーダーズCジュヴェナイルで2歳王者に輝いた馬で,「ジュヴェナイルの勝ち馬はダービーを勝てない」というジンクスが,24年目にして遂に破られた。
今回は訪米中のエリザベス女王も観戦したそうで。女王といえば,日本では今週「ヴィクトリアマイル」があるけど…ん,これは何かのサイン!?(笑)
 
米国からは先日,昨年ドバイのゴドルフィンにトレードされたユートピアが,移籍初戦のG3を快勝したというニュースも届いている。日本で生まれた,ノーザンテーストの血を持つ馬が,本場のダートで重賞を勝つというのも,ちょっと感慨深いものがあるような。
 
さて…ヴィクトリアマイルの検討でもするかな。
ってもまぁ,「初めに結論ありき」の検討なんですが…(笑)