iTunesコンサート!?

結局どこにも出かけることなく,つまらないゴールデンウィークが終わろうとしていますが(笑)…せめて何か1つくらい楽しいことをやろうと思って,ちょっと考えてみたのがこれ。
「いつか,自分でも弾いてみたい」(実際可能かどうかは別として…)憧れのクラシック曲をiTunesリッピング。演奏会風に並べてプレイリストを作ってみた。
 
モーツァルトソナタ ハ長調 K.309
ピアノ:クリストフ・エッシェンバッハ
ブラームス:2つのラプソディ(op.79)より 第1番 ロ短調
ピアノ:ペーター・レーゼル
ショパン24の前奏曲(op.28)より 第7番 イ長調/第15番 変ニ長調「雨だれ」/第20番 ハ短調
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
ショパン幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
ピアノ:アルトゥール・ルービンシュタイン
 
休憩(笑)
 
♪リスト:ソナタ ロ短調
ピアノ:アルフレッド・ブレンデル
シューベルトソナタ第21番 変ロ長調 D.960
ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル
 
プレイリスト上では「休憩」はないけど…結構本格的なプログラムっぽいかも。ってかこれ,絶対弾けないから。無理(笑)…ん〜,やっぱり叶わぬ夢か。
それはさておき…ここでは,古今の名手たちが,次から次へとヴァーチャル・ステージに現れ,素晴らしい演奏を披露してくれるのだから,こんな贅沢な話はない。今日は家には自分ひとり。いつもよりボリュームを上げて,大音量で聴いてみる。
…ささやかな幸せ。素敵な2時間だった。
 
「憧れの…」というには,いささか選曲が地味かもしれないけど…振り返れば,ほとんどが1年前には知らなかった曲ばかり。クラシック音痴が,1年でここまで成長したと思えば,その点では,多少は得るものがあった…のかな!?
でも,やっぱり自分でも弾けたら…(まだ言ってる)
シューベルトソナタなんて,これ弾けるようになったら,正直もう死んでもいいんじゃないかと思うくらいだけど*1…そんなこと言ってたら,ピアニストは命がいくつあっても足りないわけで。
 
◆◆◆
 
今年に入ってからは,鍵盤ちょっとサボりっぱなしだったのだけど…悩ましき諸問題にも,一応の結論が出たっぽいので(謎)ぼちぼち再開していこうかなと。
今日も少しさわってみたけど…やっぱり身体は正直だ(苦笑)
脳内だけで音楽はつくれない。いや,つくれても,伝えられない。
音楽には,知的作業のみならず,肉体もまた重要なのだ…

*1:冗談はともかく,シューベルトはこの曲を残した直後,31歳の若さで他界。まさに「遺作」となったのだ…