ハノン39番

以前習ってた時にも,その前は飛ばしてこの有名な(?)スケール練習だけは途中までやっていた形跡があるのだけど…ようやくここまで辿り着きました。
しかし,その前の37番「特別練習曲」ってのは,あれは何ですかね。あんなのやる必要が?…まるで「親指特訓ギブス」みたいな。やっててムカついてきたのでもう飛ばす。できてないけど,あんなのできなくてもピアノは弾けるはず!
 
で,そのスケール。まずはC-dur(ハ長調)から入るわけだけど…いきなりこれでつっかかる。テンポ60からという指示があるけど,40まで落としてもまだ間違える。これは重賞…いや重症だ。30年も鍵盤弾いてるくせに,未だにこんな「イロハのハ」もできないのか。もう情けないやら腹立たしいやら。
もっとも,スケールは実はハ長調が一番難しい(各指の長さの関係から)という説もあって,実際,シャープ5つ(黒鍵を全て使う)のH-dur(ロ長調)をやってみると,こっちの方が全然弾きやすい。
ただ困ったことに,ハ長調以外のキーだと,うちのオルガンの5オクターブ(61鍵)の鍵盤では足りなくなってしまう。他の曲でも,練習してみたいのに鍵盤足りなくてできないのとかあるし…
 
いずれにせよ,ここから先の内容こそ,自分にとっての,ハノンをやる本当の意味と言ってもいいかもしれない。ちょっと腰を据えて取りかかろう…