Untitled…ってかタイトルつけるのめんどい(笑)

ゆうべ寝がけに聴いてたリストのCDだけど…これがまた素晴らしくて,その音色と響きの美しさに,すっかり魅了されてしまった。もちろん使用楽器や,ホールの音響などの要素もあるにせよ,優れた音楽家というのは,そこに“魔法”をかけることができるのだな,と…
ということで,ひとまず紹介だけでも。2枚組で,1枚目がオーケストラとの共演,2枚目がソロという構成なのだが,とくに1枚目の珠玉の響きにノックアウト。こんなに美しいピアノの音は,これまで聴いたことがなかった…かも?
 
『Alfred Brendel plays Liszt』 ★★★★☆
Alfred Brendel Plays Liszt
 
もちろん,こういう素敵なサウンドに,ただ身を委ねているだけでも,それは幸せな気分だけど…やっぱり,浸りすぎてはいけない。ちゃんとお勉強もしなくては。
とにかく,ここ十数年来の「頭の中では音が鳴っているのに,指が動かない」という歯がゆさを,少しでも解消しようと。そのためには,例えばハノンのようなメカニカルなトレーニングであっても,今の自分には有益だと感じている。
もう今からじゃ,完全にはムリかな…という気もするけど,それは仕方ない。自分のせいだ。だから今後も,その足りない分は,少しテクノロジーの助けを借りることになるだろうと思う。
ただ,何度も書いてるけど,そこに逃げるな!という自戒を込めて…ね。