ワールドカップ:決勝

Final:
イタリア 1-1
(5PK3)
フランス
 
早起きして見ようと思ったんだけど…やっぱり起きられず(笑)後半途中から。
フランスは中盤で厳しいプレスをかけ,イタリアに効果的な攻撃をさせなかったし,イタリアもまた,中盤を支配されながらも,堅固な最終ラインと守護神ブッフォンがゴールにカギをかける。何だかんだ言って,最後はやはり伝統のカテナチオだった。結局,流れの中からは120分間ゴールは生まれず。
PK戦の勝因云々を語るのはナンセンスだとは思うが…アンリの1トップにこだわり,トレゼゲを冷遇してきたフランスと,5人のFW全員を含む10人がゴールを挙げ,控えGKを除く21人全員をピッチに送り込んで戦ってきたイタリアの差,というのはあるかもしれない。ベンチワークも含めて,イタリアの方が優勝に値するチームだった,とは言えるだろう。
ジダンラストゲームは,ボールではなくマテラッツィへの強烈なヘディングで幕を閉じた。最後の最後で,また悪癖を見せてしまったのは残念極まりない。レッドカードは当然であり,フランスサポーターの執拗なブーイングは実に見苦しかった。まぁそういう意味でも,イタリアが勝ってめでたしめでたし…だったかも?