有馬記念:回顧

JC最先着馬は強かった…
ディープインパクトが負けたこと以上に,ハーツクライが勝ったことが驚きだった。JCの後も「この馬は強くない」と書いた自分…ゴメンナサイ,謝ります(笑)
調教の動きも抜群。この秋,本当に馬は充実の一途を辿っていたようだ。追い込み一辺倒だった馬が,何と3番手から正攻法の競馬で完勝。これがいわゆる「本格化」というやつだろう。
10度目のG1挑戦。3度の2着に泣いた悔しさを,ついにここで晴らした。
今日,彼は勝利の叫びを上げただろうか…?
 
今は,とにかく素直に勝者を称えたい気持ちだ。
ディープインパクトの敗戦については,多くの人が多くを語ることだろう。確かに今日は完敗だった。しかし…だからどうしたと?
奇しくも,木曜日の予想でも書いた。次は勝てばいい。それだけのことじゃないか。これをバネに,もっともっと強くなれ!
 
ちなみに馬券の方は…結局,400円しか買わなかったんで(笑)
ロブロイ(8着)もねぇ…ラストラン,“究極の仕上げ”がプラス12kgとはこれいかに。デルタブルース(11着)も,こんな馬ではない。春の天皇賞は頂くぞ!
 

 
これで,今年の中央競馬も終了。
今日の敗戦があっても,ディープインパクト年度代表馬は間違いないだろう。でも…“個人的”今年の年度代表馬は,やっぱりスイープトウショウかな?(笑)
「私の夢」が,本当に先頭でゴールを駆け抜けたあの宝塚記念。39年振りの牝馬優勝という快挙を,勝ち馬とともに分かち合えた最高の瞬間。これからも忘れられない,思い出のレースになると思う。
今季,中央のG1を2勝以上したのは,ディープインパクトラインクラフトスイープトウショウ。加えて,日米オークス制覇のシーザリオマイルCSに続いて香港マイルも制したハットトリックもいる。
この5頭がいずれも,現役を続行する2006年の競馬。
どんな戦いが繰り広げられるか,とても楽しみだ。