エリザベス女王杯:回顧

結果として…スイープトウショウがこのレースを選んだのは正解だった。
もし,オースミハルカに逃げ切られていたらと思うと…ね。
もう少し違う展開を予想していたのだが…あんなに楽に行かせたら,そりゃ粘るよ。何たって,スティルインラブファインモーションに勝ったこともある馬なんだから。
スイープの豪脚が炸裂しなければ,またもやG1らしからぬ凡戦になるところだった。
でも,やっぱりJCで見たかったような気も…今年の外国馬は案外手強いぞー。ロブロイだけで大丈夫かな…なぁんて言ってみたりして!?
 
スイープの上がり3ハロン(600m)のタイムは,推定33秒2(約65km/h)…それを上回る32秒8で上がった天皇賞で5着に敗れているのだから,あのレースがいかに異常だったかが分かるというものだ。
ちなみに,ディープインパクト菊花賞の上がりが33秒3。あちらがサンデーサイレンス系の総大将だとすれば,この馬は,父母ともに「非サンデー系」の筆頭か。それにしても,最近のトップクラスの馬たちは,この「上がり33秒台」を平然と叩き出すようになったものだ。レースの流れも,そういう瞬発力を活かそうとするものに変わってきている。もっとも天皇賞のように,あまり度が過ぎるのも考えものではあるが…
 
◆◆◆
 
もし,ヘヴンリーロマンスがJCや有馬記念を勝てば話は別だが…これでほぼ,今年の最優秀古馬牝馬のタイトルは確定だろう。これが例年なら,年度代表馬だって狙えたかもしれないのに…今年は無敗の三冠馬が誕生してしまったからなぁ。まぁ,こればっかりは仕方ないね…
とりあえず,今年はお疲れさまってことで。有馬記念に…というファンの気持ちは当然としても,中山は走ったことないし,脚質的も向いてないと思う。何より,暮れの荒れた中山の馬場で万一のことがあったら…というのが一番怖い。来季も現役続行するのであれば,なおさらだろう。
 

 
とりあえず,この中途半端な応援馬券,どうしようかなぁ…
実はこれしか当たってない…ってのはナイショ(笑)