天皇賞:回顧

…オンナゴコロと秋の空。
4頭出走した牝馬のうち,3頭が掲示板。しかし勝ったのは,その中で唯一G1勝ちのなかったヘヴンリーロマンス。ラスト50メートルで見せた凄い脚はまさに“牝馬特有の切れ味”そのものだった。
8年前のエアグルーヴと同じ,札幌記念1着→天皇賞直行というローテーション。サンデーサイレンス×Sadler's Wells×Ribot。大舞台向きの底力たっぷりの血統。1発あるならこの馬だったか…
それにしても,今年は牝馬の当たり年。NHKマイルC宝塚記念は予想通りだったけど,さすがにこれは読めませんでした…
 
スイープトウショウは5着。返し馬ができず,馬じゃなくて池添騎手の方が本馬場を走るハメに(笑)…スタートはそんなに悪くなかったが,あの超スローペースで外を回る展開ではツライ。まぁ力負けではないし,これも競馬だ。今日は仕方ない。
ゼンノロブロイ陣営にとっては悔しい負け方だけど,こんな大荒れの競馬でも崩れないのはさすがというべきか。ハーツクライリンカーンは,またもや人気倒れ。とりあえず,デカイことを言うのはスイープに先着してからにしろと(笑)
 
それにしても,G1であのペースはないだろう。これだけのメンバーが揃って,良馬場で2分を切れないような競馬を見せられては…今回,皐月賞馬でありながら除外で出られなかったダイワメジャーなどには,本当に気の毒だ。
こういう,極限の瞬発力勝負を制する力というのも,これからのG1を勝つ馬には必要なのかもしれないが…個人的には,少々残念な内容の天皇賞でもありました。
 
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来週はG1はお休み,次はエリザベス女王杯だけど…もうさっぱりわかんなくなってきたぞコレ(笑)
とりあえず,マイルCSは堅いと思うので(?)それまでパスかな。やれやれ…