オークス展望

３週連続G1の最初はオークス。
桜花賞の１，３着馬がNHKマイルCに回り不在。その２頭がマイルCでワンツーを決めたこともあり，２着のシーザリオが圧倒的な人気を集めているが…この時期の牝馬の2400m戦は“読めない”部分が多いのも事実。とくに近年は長距離戦でも折り合いと瞬発力の勝負になるケースが多く，血統の裏付けもあまりアテにならない。（昨年の例もあるし…）
桜花賞組のレベルを素直に信頼するか，それとも“荒れるオークス”か。予想の入り方も問われるところ。
 
◎シーザリオ
○ディアデラノビア
▲ショウナンパントル
△エアメサイア
 
“シーザリオを負かせる馬がいるか”どうかに焦点を絞った。前走2000mのトライアルを上がり33秒8の瞬発力で勝ったディアデラノビア。鞍上にはデザーモ。桜花賞の権利獲りに連闘，などというローテーションは気に入らないのだけど…あの末脚がハマれば怖い。実はシーザリオと同厩舎でありながら，レースではこれが初対戦。“２頭出しは人気薄を狙え”なんて格言もあるし…！？
ショウナンパントルは昨年の２歳女王。今回のメンバー中，ラインクラフトに勝ったことのある唯一の馬でもあるが…今年に入っての２戦とも大敗，完全に人気を落としてしまった。血統的には決して早熟とは思えないし，調子さえ戻れば一発あってもおかしくないのでは。
いわゆる安定タイプでは，シーザリオを負かすのは難しいかと。エアメサイアも勝つまではどうか。レースパイロットは秋には面白い存在になってるかもだけど，まだ発展途上のような気がするし，ライラプスやジェダイトあたりは，もう来たらアチャーってことで…
馬券は，馬連ならシーザリオ軸だけど…何となく，ディラデラノビアの単勝だけ買って見てる，というのも面白いかなという気がしてきた。さて，どうしようかなぁ。
 
では，今から目黒記念見にいってきます。（笑）がんばれオペラシチー。