次世代メディアとか:その2

DVD-AudioSACDもいいなぁと思うけど…個人的にはこんなモノの方がもっと惹かれたりして。
http://www.bose-export.com/personal_audio/wms/index.html
大事なのはスペックじゃなくて,いい音楽と心地良い音が,そこにあるかどうか。なんだよね…
 
とはいいつつ,次にパソコン買う時は,ちょっと本格的なシステムを組もうと考えてるだけに,相変わらず色々と調べ回ってるところですが…
どうせお金をかけるつもりなら,もう中途半端な妥協はせず,1歩先を行くくらいのを。「DVDが見れてCDが焼ければいいです」なんて弱気はイカン。「HD編集してBlu-rayに焼いて,自作曲は7.1chサラウンド」くらいの気概で。でもそれを言ったら,ハード/ソフトの対応の早さではWindowsの方が有利かも…えぇっ!?
 
まぁそれはともかく…例えば,フルHDの解像度は1920×1080ピクセルなわけだけど,これに対応するには23インチクラスのワイドディスプレイが必要で,そうなるとDVDの画質(最大720×480ピクセル)でも不満を感じるようになるだろう。ちなみに,もしこれを大画面のプロジェクターやプラズマTVなんかでやろうと思ったら,現状ではそれだけで軽く100万円を超えてしまう。意外にも,次世代ホームシアターへの一番の近道はパソコンだったりするかもしれないわけだ。
オーディオに関しても,すでにWindowsではDVD-Audioの再生や作成が可能になっている。
http://jp.creative.com/products/product.asp?category=1&subcategory=204&product=9106
http://www.digion.com/pro/dau2_main.htm
http://www.digion.com/pro/dau2pro_main.htm
Macでも,既にLogic Proなど制作レベルでは対応してるし,あとは焼けるソフトさえ出てくれれば(海外ではあるみたいだが)…という状況。再生だけなら,SACDなどにも対応したユニバーサルプレーヤーがもう4,5万円で買えるし,その方がいいかも。
いずれにせよ…やはり次世代オーディオの魅力はサラウンド。高価なステレオスピーカーを買うより,安くてもいいから5.1chを導入した方が絶対楽しめるはず。自分でミックスとかやらない(=聴くだけ)なら,スピーカー6本揃えなくても,バーチャル・システムやヘッドフォンという手もある。先日,サラウンド以前にまずはステレオ2chだろう…みたいなコトを書いたけど,ちょっと考えが変わってきた。底なし沼のようなピュアオーディオの世界にハマリ込むより,新しい世界に飛び立ってみるべきだと。特に,音楽のサラウンドの歴史は映画より浅い。プロも含めてみんなが試行錯誤を重ねているという状況は,結構面白いのではないかと思う。
 
そう考えていくと,あのVAIOのSSMSというのも,究極のステレオ2chツールではあるけれども,サラウンドを前提にすると,そこまでこだわる必要もないのかなぁ…
だいたい,そんな浮気してる余裕あるのかと。二兎を追う者はナントカ…である。
むしろWindowsでいえば,最近音楽系では,デュアルOpteronの自作マシンが何やら人気の様子。確かに,G5より格安で64bitのデュアルCPUが手に入るのは大きい。もちろん,Macには価格に表れない独特の使いやすさという利点もあるのは確かだけど。
でもねぇ。プラモすらロクに作ったコトない(この世代じゃ珍しいかも…)ニンゲンに,果たして自作ピーシーなどといふものが組めるのであらうか。失敗に失敗を重ね,終わってみればG5買った方がorz…なんてコトになったら,それはもう単なるギャグである。
んーやっぱり,素直にG5にすべきか。うーむ…
 
ps.
Beat Blenderでルパンのリミックスを聴くとは…をそるべしニッポンのAnime。