壮大なるフィナーレ。そして…


 
ってことで…もうクリアしちゃいました♪
BCFの時もそうだったけど,何か終盤に入ると,一気にやってしまいたくなる…というか,一気にやってしまわないといけないのだけれども。
ここまでの探索で手にした,三枚のカードと,四本の杖,そして宝珠。それら全てを携えて,三つの門をくぐり,自らの分身達と三度戦い(最強の敵は,即ち己自身である!)三つの問いに答え…そして最後にもう一度,最後の門をくぐり,再び分身達と戦い,最後の問いに答える。そうして初めて,倒すべき真の相手が姿を現すのだ。
ソーンは,あらゆる攻撃を完全に無力化する“魔法の盾”を身にまとっている。どれだけ強くなろうとも,最強の武具を身につけようとも,そのままでは傷一つ与えることもできない。
彼女を倒す術を知るのは,この世界でただ一人。しかしその人物は,ソーン自身によって捕われている…
では…どうすれば!?
その答えも…ここまで来たパーティーなら,既に知っているはずだ。
そう,あの長い長い道のりの向こう,時の失われし空間で…
 

 
全ては,この“災禍の中心”に辿り着くため。迷宮内のあらゆる謎が,全てこの一点に向かって収束する。この構成の美しさ,見事さ。
旧三部作のシステムを踏襲しながらも,新要素をふんだんに盛り込み,ストイックな戦闘RPGだったWizardryに,色彩感あふれるファンタジーをもたらした点。
シリーズ中で,この『V』が一番好きな所以である。もっとも逆に「それが嫌だ」って人がいるのも事実だし,それは人ぞれぞれだけれども…
そして,それを更に推し進めたのが…この後に続く『Bane of the Cosmic Forge』以降の新シリーズ,ということになる。まぁ,これについては散々書いてきてるんで(笑)もうやめとくけど。
 
『V』を作り終えた後,僕は二度と従来のWizardryのシステムではゲームを作らないと決意した。
- David W. Bradley
 
彼の壮大なアイデアは,リルガミンという「閉じた世界」の中には,到底収まりきれなかったのだ。それでもその中で,できることは全てやった…という思いが,この言葉に込められているような気がする。
 

 

クリア後は,気分を変えて英語&線画モードで…
ここからは,決死の地獄巡り&LaLa Moo-Moo観光ツアー♪(笑)