アルトゥール・ルービンシュタイン

北朝鮮が核実験(?)やったり,GoogleYouTube買収したり,ホークスが逆転勝ちしたり,世の中いろいろありますが…ここではマイペースで(笑)
 
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ピアノ曲をよく聴くようになると,ピアニストの個性とか,音色やタッチの違いというのが,少しずつ分かってくる。そして,好きなピアニストというのが,ひとりふたりは出てくるもの。
 
ウチの親父は,マルタ・アルゲリッチが大のお気に入りのようで(実は同い年)ピアノ絡みのCDを漁ると,これでもかというくらいアルゲリッチばかり出てくる(笑)それもあってアルゲリッチは,いわゆる名演と呼ばれるものも含めて結構聴いているのだけど。
YouTubeで見た,スヴャトスラフ・リヒテルの映像にも度肝を抜かれた。CDでも,有名なバッハの『平均律クラヴィーア曲集』の全曲演奏をはじめ,いくつかの演奏を聴いた。
 
でも,これまで聴いた中で一番好きなのは…アルトゥール・ルービンシュタイン
ショパンのピアノ協奏曲,最初に聴いたのは,やはりアルゲリッチの演奏だったのだけど,その後,ルービンシュタインの演奏を聴いてみると,1つ1つの音符が,よりしっかりと説得力を持って聴こえてきて,曲の魅力を再発見させられる思いだった。ショパンでは,もちろんソロでの,ノクターンマズルカポロネーズなどの演奏も本当に好き。音色とかもさることながら,何か言葉では言い表せない,惹き付けられるものを感じる。いわゆる名人芸的な,ものすごく速く弾いてみたりとか,そういうのではなくて…内面的なものというか。んー,これじゃ分かんないか…
 
やっぱり,どんなに技巧的に優れていようとも,それだけでは本当の“アーティスト”とは言えないだろう。音楽的な部分まで含めた意味での“技巧”でなくては。だから,ジャンルはちょっと違うかもだけど,ヴィタリ・クープリみたいなプレイヤーは嫌い。ルービンシュタインとは逆に,自分とは相容れないものを感じる(笑)
 
と,まぁ,とりとめもなく書き連ねてみたけれども…今日はこのへんにて。
それでは♪