凱旋門賞2006:回顧

んー,残念!!
ハリケーンランシロッコに負けて3着,というのは想定できたけど,まさか他の2頭にやられるとは…いやはや,これだから競馬はムズカシイ。
終わってみれば,地元フランスの3歳馬。今年はディープも含めた古馬3頭に注目が集まり,3歳勢の評価が低かったが…やはり3.5kgの斤量差に加え,コース実績も備えていたレイルリンクは侮れなかった。
 
スタートも決めて,好位で折り合う。異国の地で,初めてディープが“正攻法の”競馬を見せた。レース運びは,完璧だったと思う。しかし敗れた。ラスト2ハロンからの追い比べで,いつもの鋭さが見られなかったのは…やはり,3か月いうレース間隔のせいではなかったか。力負けだとは全く思わない。どうしても「1度使っていれば…」という思いは,拭い去ることができない。どんなに上手くやっても,調教だけで馬を完璧に仕上げるのは難しいというのが,競馬の常識ではあるのだ…
 
戦い終えて,厩舎へ戻っていくディープの後ろ姿が,何だかちょっとさびしく見えた。
レース後,池江調教師が「またこういうレースに挑戦したい」と言っていたが…ディープでもう1度,という意味なのだろうか!?
 
それにしても,ディープ単勝1.1倍には笑ってしまった。もう,日本人馬券買いすぎ!
今回は,普段競馬に関心のない人も,結構レースを見ていたのではないかと思う。
ワールドワイドなスポーツとしての競馬というものを,そして,ディープにも勝てないレースがあるということを,多くの人々に知らしめたこと。ディープの功績は,単に彼自身のものというだけではなく,競馬界全体に対しても,計り知れないものがある。
 
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今日の収支:
中山11R スプリンターズS ハズレ -500yen
2006年   -6,160yen (56%)
読みは良かったのに,相変わらずの馬券ベタ…やれやれ。