ワールドカップ:決勝トーナメント

Round of 16:
イタリア 1-0 オーストラリア
スイス 0-0
(0PK3)
ウクライナ
 
「よっしゃあー!!」
ロスタイムにイタリアがPK取った瞬間,思わずガッツポーズ。
オーストラリアを応援?…しないしない。絶対しない。今回だけは,理屈抜きで,とにかくヒディンクをやっつけて欲しかったのだ(笑)
ただ,試合は「数的優位は,相手の心理的優位に働く」という,オシムの言葉をちょっと思い出させるもので,興味深くもあった。あの時点で,オーストラリアの選手には「いつでも点を取れる」という気持ちが,どこかに芽生えていたはず。あそこでもっと早く,攻めの一手を打たれたらマズイな…と思ってたけど,ヒディンクは敢えて動かなかった。この展開なら,延長までやっても負けない(実際,4年前は負けなかったのだから)という自信が,どこかで過信に変わってはいなかったか。その僅かな心のスキが,こういう結果を招いた…とは言えまいか。本当に,勝負はゲタを履くまでわからない。
 
ジーコは,選手としての経験から,そういうことをわかっている人だった。アジアカップで起こした数々の“奇跡”も,そう考えれば,奇跡ではなく必然だった…のかもしれない。そしてオシムは,監督としての経験においても,そういうことをよく知っている人だ。
ちょっと話がそれてきたので…このへんにしとこうかな?(笑)