皐月賞：プレビュー
ちょっと早いけど…もう枠順も出たし，現時点での見解ということで。
先週の桜花賞に続き，またもや混戦模様の皐月賞。しかし，牝馬路線がやや「どんぐりの背比べ」的な感じなのに対して，こちらは結構ハイレベル。そして，有力馬の父に，クロフネやグラスワンダーといった，まだ現役時代の記憶も新しい馬たちが名を連ねているのも興味深い。
トリッキーな中山の2,000mに集う，多士済々の18頭。
いろんな意味で，今年は面白い皐月賞になりそうだ。
しかし…やはり実績では，アドマイヤムーンが頭ひとつ抜けている。レースセンスもあり，末脚も切れる。距離も2,000mは大丈夫。多少力の要る馬場になっても，函館と札幌で３連勝してることを考えれば問題ないか。ここまでは，人気でもこの馬で仕方がないと思う。この馬を疑うとしたら，それは，距離が2,400mに伸びるダービーの方だ。もしこの馬がダービー馬になったら*1…その時は，血統に対する自分の認識を改めなくてはいけない。
◎アドマイヤムーン
○フサイチリシャール
△ショウナンタキオン
Danzig産駒ステキシンスケクンのスピードに対し，最内枠を引いた２歳王者，フサイチリシャールがどう出るか。アドマイヤムーンを含め，多くの馬にとってこの馬が目標になると思われるだけに，これはレースのキーポイントになりそう。
個人的には，昨夏から注目してきたショウナンタキオンも捨てきれない。正直，少々分は悪そうだが…ここで掲示板にも載れないようでは，ダービーでも苦しい。思い切った末脚勝負で，２頭に割って入るくらいの走りに期待。
あと，もう１頭，ダービーに向けて注目してる馬がいるんだけど…それはまだヒミツ♪
昨年は，ディープインパクトの三冠に沸いた牡馬クラシック。
今年は一転，群雄割拠の戦国絵巻。
ここから抜け出し，最初の天下を獲るのは…！？
果たして，直線ではどんなシーンが映し出されているのだろうか…
