ジャパンカップ:回顧

あぁ…危なかった。
ったくハーツクライめ,冷や汗かかせやがって。おまけにゴール前でウィジャボードをカットして審議対象*1パドック見てて「いい馬だな,さすがにダービー卿の持ち馬だな…」なんて思いつつ複勝も買ってたもんだから,頭に来ることこの上ない(笑)
今日のスーパーレコードの2着でも,自分にはこの馬を「強い」と思えない。突っ込んできたレースは全て,ハイペースで先行馬総崩れの展開。毎回人気になるけれども,実はもう1年半も勝っていない。何だか,同じ厩舎だったツルマルボーイとイメージがダブる。(ということは…来年の安田記念に出てきたら買い!?)
 
アルカセットデットーリが,見事に期待に応えてくれた。外からゼンノロブロイに一気に来られた時は「もうダメか…」と思ったが,そこから驚異の差し返し。極限のスピードバトル,各馬が実力を全て出し切った素晴らしいレースだった。
昨日のレースで武豊が「芝はカチンカチンに硬い。明日は凄い時計が出るんじゃないですか」と言っていた通りになった。正直,ここまでの高速馬場はちょっと怖い。ロブロイも含め,この後有馬記念に向かうメンバーは,反動が心配でもある。結果として,ディープインパクトスイープトウショウがこのレースを回避したのは,ある意味正解だったのかも!?(スイープは有馬出ないけど…)
 
天皇賞は2000mで史上空前のスローペース。かと思えば今度は2400m戦で,2000mの通過ラップがその天皇賞のレコードを上回るという超ハイペース。まさに「レースは生き物」といったところか…
 

*1:ルメールは過怠金3万円の制裁。