ジャパンカップダート:展望

さて,今週はJCウィーク。
とはいえ,今年は少々興味が削がれてしまった感もある。ディープインパクトの回避,そして個人的には,スイープトウショウエリザベス女王杯に回ったことも(まぁ勝ってくれて良かったが…)
ディープの選択に関しては,もう前にも書いたし(11/1の日記)とやかく言うつもりもない。でも,それが間違いでなかったということを,来年は証明する必要がある。日本のファンにだけではなく,世界へ向けても…
とりあえず…有馬記念で負けることは,絶対に許されないぞ。
 
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話を戻して…まずは,土曜日のJCダートから。
3歳ダート路線No.1のカネヒキリ,前年の覇者で今季も好調のタイムパラドックスが人気を集めそうだが…ここはちょっとヒネってみる。
これまで3歳馬は,あのクロフネが勝った以外,連対馬も出ていない。ダート7戦6勝のカネヒキリも,さすがに芝でもG1を勝っていたクロフネほどの凄みは感じない。逆にタイムパラドックスはもう7歳。こちらも,やはり過信は禁物だろう。
 
パーソナルラッシュ
サカラート
アジュディミツオー
 
4歳馬,パーソナルラッシュJRA・G1初制覇に期待。昨年は3歳でダート競馬の頂点,米ブリーダーズCクラシックに挑戦(6着)したほどの逸材。出遅れ癖もあるし,お世辞にも安定感があるとは言えないが…能力的には,いつ突き抜けても不思議ではない。せっかくの大舞台だし,ここは狙ってみたい。
サカラートの鞍上は,あの世界のデットーリ。この男にかかれば,ユタカもペリエも「ただの人」…馬は前走で連勝が止まったが,そんなのお構いなしに持ってきちゃうかも。ちなみに自分と誕生日一緒だったりするんですが*1…どうでもいいですね,はい(笑)
公営船橋から参戦のアジュディミツオー。この馬もまた「世界」を経験した1頭。今春,地方馬として初めてドバイワールドカップに挑戦し6着。昨年の東京大賞典(交流G1)ではタイムパラドックスらを破っており,このメンバーでも実力は見劣りしない。あとは展開ひとつ。
 
一昨年のこのレース,降りしきる雨の中,フリートストリートダンサーアドマイヤドンの壮絶な叩き合いは,さながら本場アメリカのレースのようだった。
今年もまた,そんな「カッコいい」レースを見れたらいいなぁ…

*1:実は一緒なのは「誕生日」だけではないのだが…それは言わないでおく(笑)