想い出の桜花賞馬

何でいきなりこんな季節外れなコトを書いてるかというと…実は昨日,ダビスタGBA版)やってて初めて,無敗の桜花賞馬が誕生したのだ(笑)
ちょっとうれしいので,ここで紹介♪(をい…)
 
グレースノート 牝 鹿毛
Danzig 母グレイスフルワールド(His Majesty)
8戦6勝 美浦/藤枝厩舎
(2歳時 2戦2勝)      
新馬 中山1200 岡部 1着
黒松賞(500万下) 中山1200 岡部 1着
(3歳時 6戦4勝)      
紅梅S(OP) 京都1400 岡部 1着
フィリーズレビュー(G2) 阪神1400 岡部 1着
桜花賞(G1) 阪神1600 岡部 1着
函館スプリントS(G3) 函館1200 岡部 1着
スプリンターズS(G1) 中山1200 岡部 6着
マイルCS(G1) 京都1600 河内 9着
 
グレースノートとはいわゆる“装飾音符”のこと。調べたところ,どうやら同名の実在馬もいたようだけど。
調教は全ておまかせ。もちろんノーリセット。ローテーションもなかなかリアリティがあってよろしい。途中,ダートのプロキオンSとか,福島テレビオープンとか使おうとしたのでそれは却下。まぁ函館ならアリかなと。意外にも51kgで出れたし。岡部決死の減量作戦(笑)
スプリンターズSでは痛恨の出遅れ,初の敗戦に中山のスタンドからは悲鳴がこだまし,泣き崩れるファンの姿も(笑)…巻き返しを狙ったマイルCSでも直線力尽き,まさに“花の命は短くて”…高松宮記念あたり使ってもよかったかもしれないけど,まぁ引き際も潔く。
 
◆◆◆
 
実際の競馬では,無敗の桜花賞馬は史上6頭。最近では昨年のダンスインザムードだけど…今年はどうしちゃったんだろう。安田記念は大差のシンガリ負け。予定していた2度目の海外遠征も白紙。秋,もうひと花咲かせることはできるだろうか?
 
個人的“想い出の桜花賞馬”は…1995年のワンダーパフューム。この年は阪神競馬場が改装中で,舞台を京都に移して行われたのだが,後にオークスエリザベス女王杯を勝つダンスパートナー以下を大外一気の鮮やかな差し切り。鞍上はあの田原成貴だった。ちょうど8枠で,ピンクの帽子とメンコ,勝負服がぴったりマッチしてて,とても絵になったのを憶えている。
しかし,悲劇は翌年…皮肉にも,その桜花賞を勝ったのと同じ,京都のマイル戦だった。レース中の故障で予後不良。その血を残すことも叶わず,彼女は天へと駆けていったのだ…
 

 
「牡馬ならダービー,牝馬なら桜花賞」とはよく言われる。もちろん2400mのオークスも,価値としては同等以上のはずだけど,あの満開の桜の下,若き乙女達の戦い…レースの“華”という点では,やはりこちらなのかもしれない。
今年は,桜花賞ラインクラフトが,NHKマイルCでも牡馬を一蹴,史上初のマイル二冠に輝いた。彼女もまた,数年後には“思い出の”1頭に加わりそうな気配である…