サカコラ復活(!?)

っても,今夜限りのつもりですが。
昨日の敗戦を,まだちょっと引きずっているかも…いや,もう当事者たちは気持ちを切り替えて次に向かっていると思うし,そうしなきゃダメなんだけど。
今さら戦術論なんて無意味だとは書いたけど…やっぱり,この大事な1戦に,これまで培ってきたものを放棄して,いきなり付け焼き刃の“ヒデシフト”を敷いたのは,結果として裏目に出たようにも思えてくる。
ヒデと俊輔を併用する場合は(ストッパーを1枚削って)4-4-2に…というのがこれまでのジーコJapanの常套手段なのだが,どうも内容,結果ともに芳しくない。まぁでも,昨日は中盤のプレスなんか良かったし,4バックもそんなに破綻してなかったと思う。失点シーンだけ見て加地を責めるのは酷だし,どこのチームだって,やられる時はあんなもんだ。
 
改めて思うのは,やっぱり,俊輔に“役割分担”をさせちゃダメなのかなと。俊輔を生かすなら,もう完全に自由を与えて,攻撃の全権を委ねる…言い換えれば“俊輔と心中する”チームにしないといけないのかも。そこで,ヒデとの共存問題ってのが出てくることになるわけだけど…
チームは,この1年間宮本を中心にした3バックのやり方に慣れている。でもその中に,上手くヒデを組み込めるポジションがない。誰かがはじき出されてしまう。
今はこんなことをやってる場合じゃないとは思いつつも…もし,3バックでヒデと俊輔を共存させるとしたら!?

図はその一例…というか,もうこれしかないような気がする。
中盤から後ろのバランスを崩さずに2人を共存させるには,1トップにするしかない。その後ろで,ヒデと俊輔が自由に動けるスペースを増やして,2列目からの飛び出しを積極的に狙う。
その1トップ…上のチョイスは,あくまで昨日の試合での印象から。高原はどうしちゃったんだろう。調子は良いと聞いていたのに…ちょっとガッカリ。柳沢はやっぱり周りを上手く使える。鈴木の身体を張ったプレイも捨て難い。大久保には再度期待を賭けたい。平山や森本は…まだちょっと間に合わないか。
あとはやっぱり手薄な両サイド。左は三都主,右は加地,控えは三浦が左右兼用…これだけ。このままでいいとも思えない。個人的には石川を推したい。守備を求めるなら,トルシエがやったみたいにボランチをコンバートするとか,他にも方法はある。とにかく,行き詰まった時に流れを変えられるスイッチャーが欲しい。そういう点では本山もそう。2人とも,サイドだけじゃなく2列目で使えるのも魅力。
これで22人。3人目のGKを加えると,ぴったり23人。
一応,そこまで考えて(?)組んでみたんだけど…どうかなぁ。
 
まぁ何度も言うけど…本当はもう,こんなことはどうでもいいんだ。
基本の4-4-2で,アジア相手にも勝ち抜けなくて,どうして世界を相手に戦えるのか?
こんなところでコケてる場合じゃない。次こそ…ビシっと頼む!!